家族や友人に伝染する性質の首のイボを治すことはできる?
こんにちは。管理人のヨウコです。
イボにはうつるタイプのウイルスが原因のものと、肌の代謝や刺激、老化が原因でできるものと大きく分けるとこの二種類があります。老人性のイボやスキンタッグなどは、感染しないイボで皮膚の角質が盛り上がってできたもので、私の首にいっぱいできていたのはこのタイプでした。
ウイルス性のイボについては、青年性の扁平疣贅というものも説明させていただきましたが、今回はこの青年性のイボに加えて、どんな年代の方にもできうるウイルス性のうつるイボについて説明したいと思います。
ウイルス性のイボの種類
ウイルスで人に感染するタイプのイボには、疣贅という名前がついています。これはゆうぜい、と読みます。難しい漢字ですね。疣贅には、老人性のもの、先に出てきた青年性のもののほかにも足の裏にできるタイプがあります。
疣贅とは言われませんが、うつるイボとしては他に、性器にできるものと水いぼがあります。ここに挙げたものは、代表的なよく見られるタイプのイボです。場所や形、ウイルスの種類によって分けられているようですね。
足にすでにできてしまったものや、性器にできてしまったものは日常生活にも影響して不便になりますし、恥ずかしさはあるかもしれませんが早めに、イボが小さいうち少ないうちに、病院で治療することが一番だと思います。
でも再発しないように、またはイボができないようにケアすることはできます。では首や手にできたものくらいは自分で治せないだろうかと思いますよね。病院に行くと痛い思いをしそうで嫌ですし、私もそうでした。
子供たちが病院を嫌がる時には励まして連れていくのに自分は嫌って矛盾してますが、子供には秘密にしています。とはいえ首などにできたイボもまずは病院で診断してもらって自分が感染性のものができているのかはっきりさせるのは、大事なことだと思います。
ウイルス性のイボの感染経路
イボができる原因となるウイルスはヒトパピローマウイルスと言って、どこにでもいるウイルスです。このヒトパピローマウイルスも100種類以上あって、日常生活でふれることの多いウイルスです。体内に潜んでいて普段は何の害もない場合も多いそうです。
こう聞くとイボができる機会ってすごく多いんじゃないのって思ってしまいますが、いったいどうやって私たちの体がこのヒトパピローマウイルスに感染するのでしょうか。感染経路はウイルスの多さに比例してたくさんあるのが現状です。
プールや大衆浴場などでウイルスをもらってきてしまうことは、よくあるようです。他にもカミソリでしょっちゅう刺激を与える部位や、傷口にウイルスが入ってイボになってしまうこともあります。でも安心できる点として、まずこのウイルスは感染率が低いことがあげられるんです。
まだ安心要素はあります。感染したとしても発症しない、つまりイボにならないことの方が多いんです。一説によると、ヒトパピローマウイルスに感染したのち、それがイボになって出てくる確率は二割程度だそうです。かなり低いですよね。
ウイルス性の首イボの症状と対策
ウイルス性のイボの他の特徴や、症状はどんなものがあるのかも気になるところですよね。首にできたウイルス性のイボは痛みや痒みなどは全くなく、色も薄くて肌色に近いものが多く、小さいので触って初めて気が付くことも多いようです。
感染率も低いので、できたからと言って神経質になることはありません。ウイルスですから、皮膚を清潔に保つ事は有効な対策です。夏場など首には汗をかきやすくなりますし、特に衛生には気を付けましょう。
周りの家族にうつさないようにするのに、家族とタオルを分けて使うことは大事でしょう。足裏にできたイボは、歩くと押されて痛みますが、適切に除去すれば改善しますよ。
ウイルス性のイボを治すためにできること
イボが感染するのは、イボが破れたり血が出た場合だけではなく、イボになっている状態でも十分に感染します。水で流すだけでも感染の防げるウイルスなので、そんなに神経質になることもないと思いますし、感染率の低さから言っても、ウイルスが悪さできないような環境を作るといいと思います。
ウイルスなので、当たり前ですが簡単な殺菌は有効だそうです。ですからプールやお風呂などのうつりそうな場所では、上がった後に良く洗うことを心がけたり、首イボを触ったならよく手を洗うようにするだけで、感染は防げます。
後はイボが治るように治療をすることはもちろんお勧めしますが、もっと有効なのは、自分の体の免役を上げてウイルスを自分で撃退できるようにすることです。皮膚表面でも免疫や新陳代謝を上げるために、イボ専用のクリームやジェルを塗って肌を強くすることも一つの方法です。
他にも免疫を上げるために健康的で疲れすぎないような生活を心がけましょう。
まとめ
このタイプのイボに対しては自分でできることもありますが、病院で診断してもらってまずは家族や友達などの大切な人にうつしてしまわないよう気を付けることが大切ですね。感染率は低いものですし治るものなので、あまり心配せずできることからやってみてください。